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はじめての流鏑馬

更新日:2023年12月2日

先日開催された「馬上武芸奉納まつり見学とやぶさめ体験」の参加者の声が寄せられました。FRCの活動についてご覧ください。


馬上武芸奉納まつり見学とやぶさめ体験 

2023年11月25日(土)~26日(日) 

井上 あすか 東京都武蔵野市 会社員 25歳

会場:賀茂神社及び御猟野乃杜牧場(みかりののもりぼくじょう)(滋賀県近江八幡市)


何気なくつけたテレビで、青森県十和田市の流鏑馬競技のドキュメンタリーを見ました。あのスピードの馬の上で手を離して弓を放ち、まして的に命中させるなんて信じられない曲芸に見え、興味はあれど、まさか自分がやってみるという考えは全くありませんでした。そんな中、FRCの国内ツアーで流鏑馬体験の言葉を見つけ、まさか、と思いつつ参加しました。


前日に、流鏑馬を含む馬上武芸の奉納を見てからの参加だったので、和種馬の力強さと動じない性格を見てはいましたが、実際に騎乗してみると、その前進気勢と意思の強さに驚きました。流鏑馬体験前に、素晴らしい紅葉の山々を眺めながらミニトレッキングもさせていただき、なるほどただ常歩をしているだけでも、人間がこっちに行きたいと伝えなければ馬自身が進むルートを決めてしまいそうな意志の強さを感じました。乗っていても不安感は全くなく、そもそも日本人の体格に合ったサイズといい、丸っこい安定した体躯といい、ずっと昔から日本人が慣れ親しんできた乗馬とはこの形だったのだなあと実感しました。


そしていざ流鏑馬体験(といっても常歩と速歩のペースで、通常見るようなスピードの1/3以下)をしましたが、明日から毎日通わせてください!と体験終了前からお願いしたくなるほどハマってしまいました。


弓矢を扱うのもほぼ初心者でしたが、事前に扱いをたくさん練習させていただいたこともあり、「バシン」と的に当たった時の嬉しさを感じることができました。繰り返して行う中で少しずつ速歩のスピードを上げた状態でも狙えるようになり、もっと上手くなりたい!駈歩もしたい!とどんどん欲が出てしまいました。


送迎から全てお世話になった御猟野乃杜牧場代表の磯部育実さんには、和式騎乗や流鏑馬の解説、そもそも弓術とは、和種馬とはなんぞというところまで様々にご教示いただくことができ大変勉強になりました。一日講義を受けたいと思うほどでした。


今回、参加させていただいて本当に素敵な経験をすることができました。お世話になった皆様、ありがとうございました!





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