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思い出話でお酒がすすむ くじゅう高原乗馬ツアー(2023年4月21日~23日)体験記

先日開催された「くじゅう高原乗馬ツアー 」の参加者の声が寄せられました。FRCの活動についてご覧ください。


くじゅう高原乗馬ツアー 2023年4月8日(土)~10日(月)


馬上仙人 静岡県在住 60代 男性


周囲に麦畑や人参畑が広がる熊本空港を出てから約1時間半、くじゅう連山や阿蘇山に囲まれた見渡す限り広がる草原、ここが3日間の外乗ツアーの舞台となります。心配されていた天気もなんとか持ちそうでこの草原を走るのかと思うと始まる前から胸が躍りました。


ココペリウェスタンライディングのゲートを抜けると今日からお世話になる馬達とラプラドールの海(うみ)クンがお出迎えしてくれます(海クンはオーナーのボスこと宮本寛さん以外に媚を売らず、最後まで無視されっぱなしでしたがとても可愛いワンちゃんです)。先ずはクラブ併設のテラスレストラン「HOWDY」で昼食となりました。料理は大変美味しく、前回参加された方が迷わずビーフステーキをオーダーされていました。


乗馬服に着替えそれぞれ騎乗。乗馬ブーツを忘れたと落ち込んでいるメンバーには、クラブの好意でおしゃれなブルーのウェスタンブーツを貸していただきました。クラブ専用のTRECのコースを使って自分で馬を動かす練習から始まります。ウエスタン式に片手で乗ったことがない私にとって不安がありましたが簡単な説明後スラロームやクランクを常歩から速歩へと自由に動かしていくと次第に体もほぐれ馬とのコミュニケーションも自分なりに取れてきたような感じになってきます。難しいことを考えずに先ず慣れろと言うことでしょうか。


さあ大草原へ出発、恐る恐る常歩で坂を登って下って川を超え駈歩場所へと向かいます。さあ駈歩、軽やかに走るはずでしたが思うように動かせません、すかさずボスの声が掛かります。「蹴って下さい。せっかくですから前傾でガンガン行って下さい」。大草原となかなか一体化できず悶々として終了しました。明日頑張ろうと決意も新たにホテルへ向かいます。


ホテルレゾネイトクラブくじゅうのディナーはフレンチのフルコース。参加者は皆初対面であるため最初は静かに始まりました。しかし食事が進むにつれ乗馬クラブあるある話から大盛り上がり、遂には家庭あるあるから日本の政治、教育まで話は広がり、不安や緊張は消え楽しく有意義な時を過ごすことができました。


翌朝、東の空がほのかに明るくなった頃草原に出てみると、放牧された2頭の馬がいます。遠くにいるにも関わらずいち早く私に気がつきかけ寄ってきました。くじゅう連山から昇り始めた太陽が馬達を照らす。なんと素晴らしい光景でしょうか。雲ひとつない空、朝焼け、陽に照らされた一面の大草原とくじゅうの山々、麓のホテルがまるでヨーロッパの山小屋のようです。


2日目、TRECコースで基礎練習の後、昨日と違うコースで駈歩、少しは慣れてきて軽快に走っているつもりでしたが、そこにボスの声「鞭を使って、もっと、もっと。うちの馬は決して暴走しません。どんなに走っても私の前には絶対出ませんから安心して下さい」。


小休止で馬達が牧草を喰んでいる間、ボスから色々クラブの歴史などを聞くことができました。捨てられるように飼われ人間嫌いになった馬や虐待で人を受け付けなくなった馬などを引き取り、穏やかで安定した馬に育て上げているとのことです。そういえば、ここには馬房はありません。それもそのはずこの馬達は昼夜放牧で育てられストレスフリーなのです。また長生きで我々が乗った馬はみな二十歳前後の馬達でした。


午後は地元くじゅう高原に本拠をおく和太鼓演奏グループDrumTaoの野外ライブを観賞。阿蘇山を背景にした野外ステージに若い演奏者の力溢れる太鼓の音が響き渡ります。若者達から生気をもらい若返った気持ちになりました。


二日目の夕食は和食で、地元素材をいかした美味しい会席料理を堪能しました。


田中さんからここの星空は日本有数の美しさだと聞き、夜が明ける前に外に出てみると月のない空に満天の星。幸運にも南西から天上を通り北東に向かう宇宙ステーション「きぼう」を観測できました。天の川もはっきり見ることができ、このツアーの素晴らしさを実感しました。


最終日は3日間の集大成。ボスの言う通りガンガンと大草原を駈歩。明日もまた走りたい、もう一度ここで走りたい! 今日で終わると思うととても名残惜しい感じになりました。


かつてボスは、映画に初出演する乗馬未経験の女子高校生を1週間で裸馬に乗れるよう特訓し、阿蘇の草原で撮影したとのことです。「風のダドウ」(2006年5月公開)というホースセラピーがテーマの映画で、その高校生はいまや売れっ子女優の木村文乃さんです。彼女が使用したブルーのウェスタンブーツが、ブーツを忘れ落ち込んでおられた方が履いたブーツそのものだったのです。借りた方には一番の土産話となったでしょう。


空港に行く途中ウェスタンショップ「カチーナトレーディング」によりました。同行者の方が被るカウボーイハットがとても似合っていて私もついカウボーイハットを買ってしまいました。気持ちだけはカウボーイになったようです。


牧場近くの久住ワイナリーで美味しいピザとワインをいただいたり、美味しいソフトクリームを食べにホテル近くの牧場に歩いて行ったりと、平均年齢65歳の一行とは思えぬ、まるで修学旅行のような若々しいツアーでした。


宮本ボスやそのご家族、スタッフと馬さん達、こんなに素晴らしくて楽しいツアーを企画していただいたFRC代表の田中雅文さんに感謝いたします。ツアーに参加された皆様、ご一緒させていただきありがとうございました。しばらくは思い出話しでお酒がすすみそうです。


夕食にて

ホテル レゾネイトくじゅう


和太鼓演奏グループ DrumTao







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