フリーダム・ライディング・クラブ 

Freedom Riding Club

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オリンピアホースショー観戦ツアー 2017 参加者の声
2017年12月12日(水)~17日(日)

小尾優美子(おび・ゆみこ)神奈川県藤沢市 会社員

今回の旅行の目的はオリンピア・ホースショー観戦と、ウィンザー・グレートパークでの外乗。オリンピアでは、FEIドレッサージュのグランプリをはじめ、障害、4頭立て馬車のレース、騎馬警官やチリ騎士団の高度な演技、ジュニアのポニーレース、クリスマスショーなど、目が釘付けにされるものばかりでした。グランプリの演技は近くで見るのが畏れ多いほど、荘厳で感動的。きっとどの人馬も2020年の東京オリンピックを目指しているのでしょう。

もう一つ素晴らしかったのが「マスタークラス」。今年は競技に出場していないシャーロット・デュジャルダンが収縮速歩や伸長速歩からピアッフェやピルエットに至る一連の馬場馬術を披露。その演技を馬場中央でカール・ヘスターが詳細にそして楽しく解説するという、まさにオリンピアならではのものでした。カールの説明によると、シャーロットの強靭な体幹が何よりも彼女の強みであるとの事。また、重要なのは馬に必要な動きをさせる事であり、人間が疲れていてはダメと言っていたのは、私には耳が痛い思いでした。まだまだ「馬術」にほど遠い私にも、有難いヒントになりました。

最終日のウィンザーでは、がっちりしたアイリッシュ・コブ種の馬で外乗。この日は旅行中一番の天気に恵まれ、広大な敷地を2時間ほど楽しみました。ここは女王所有の土地であるため乗馬には許可が必要との事。ガイドのジェニファーさんがアンドリュー王子の白い邸宅やエルトン・ジョンの敷地の場所やエピソードを教えてくださり、これも大変貴重なイギリス体験でした。
 

カール・へスターのマスタークラス、騎乗するのはシャルロット・デュジャルダン

女王陛下のお庭で駈歩。ジャケット、白キュロットで決めてみた。

軍司妙子(ぐんじ・たえこ) 東京都 不動産賃貸業

改めて 日本とイギリスの馬に対しての距離の違いを感じました。
オリンピアの会場はまるで日本のサッカーの試合の様に盛況です。
イギリスの子供が、小さい頃から馬に親しみ、お誕生日にポニーを欲しがると言うのが良くわかりました。
興奮のうち競技が始まり、な、何と シャルロット・デュジャルダンやエドワルド・ガルまで生で観られるのです❣
折角なのですから目で観たい,でもカメラとビデオで記録も撮りたいと欲がせめぎ合い,目がもうワンセット欲しい!といった状況でした。

競技以外にも 素晴らしいショウが盛り沢山でした。
騎馬警官達による信じられない騎乗(火の輪くぐりは勿論 上着を脱ぎ着しながらの障害飛越、 駈歩しながら鎧を取り外し 最後は鞍まで外して抱えて障害飛越 )、馬車競技、子供達のポニー競技、珍しいチリのショウ・・・と まあ〜息つく暇もないくらいの興奮の連続でした。
会場には250店舗程の店が出店していて全部回りきれない程です。
勿論帰りのチェックインの荷物はしっかりもう一つ増えていました。

最後の日にはウインザー城を訪れ(女王様は今でも馬に乗られるそうです!)隣接するウインザーグレートパークで外乗を楽しみました。
お天気にも恵まれ広大な敷地を堪能しました。
私の乗った馬はアイリッシュコブ種で、「戦火の馬」に出演した馬だそうです❗ サインもらい忘れましたが。
たっぷりとイギリスでの馬の存在を味わえた旅となりました
 

騎馬警官たちの妙技

ウインザーグレートパークの広大な敷地で騎乗

 藤本佳史(ふじもと・よしふみ) 広島県廿日市市 内科医

 

【1日目:12月13日】 ロンドン観光と初めてのホースショー
初日には、まず、ロンドンの観光に出かけた。
向かったのはHorse Guard の交代式だ。大勢の観光客であふれるバッキンガム宮殿の衛兵のではなく、近衛騎馬隊の交代式である。バッキンガム宮殿からセントジェームスパークを横切って会場のHorse Guard Paradeに来る馬の列を、公園のカフェで朝食をとりながら待った。10時半から1時間にわたってゆっくりと行われる式をじっくり眺めるなんて馬好きにしかできないことだ。騎馬警官に先導された近衛騎馬隊の馬たちは、きれいで威厳があって、それでいてとても静かでおとなしかった。

ホースガードの交代式

馬の歩く所には「ボロ」あり。隊列の後ろから「ボロ回収車」がきれいに掃除をしていく姿には感動した。数年前の雪の時にはヒースロー空港の除雪車が少なくて大変なことになったと聞いたが、こんなところにはしっかり専用の「ボロ回収車」を置くなんて、さすが「馬の国」大英帝国だなと思った。

ボロ回収車

14時にオープンしたばかりのオリンピア競技場へ到着。まだスタンドには入れず、競技会場よりも広い隣のショッピングエリアで買い物を楽しんだ。200以上も馬具関係の店が入っていたので、あっという間に色々とお土産を買い込んでしまった。(ブーツを何足も買ってきた女性陣3人にはかないませんが。)
競技は16時過ぎにジャンプ競技から始まり、すぐにショータイムになった。
チリから来た雑技団のショーでは、女性の踊りと馬の動きがすばらしくマッチしていた。
ロンドン警察騎馬隊による火の輪くぐりのショーは、スピード感がありすばらしかった。中央で馬がクロスして走る際には、本当に馬同士がぶつかりそうだった。日体大のマスゲームが思い出され、その完璧な演技には驚かされた。

ポニーの競馬(シェットランドポニー・グランドナショナル)は、かわいいパドックから始まり、たった3周ほどのレースだったが、スピード感のある楽しいレースだった。

ポニー競馬

19時からのメインイベントは馬場馬術の自由演技(キュア)だった。ワールドカップらしく、どの馬も今までに見たことがないくらいに美しい馬体で、オリンピックを見ている様な演技だった。
しかしながら、3人目の競技あたりから睡魔が襲い始めてしまった。到着したばかりの時差ボケと、午前中の観光の疲れがピークになったので、これはどうにもしかたがなかった。残念ながら、馬場好きの2人だけを残して競技中盤にはホテルに帰ることになった。
私たちが帰った後にはまだ選手が7人いたのだが、その中になんとEdward Galの演技があったらしい。前日のgrand prixで優勝した人馬だよ!!
 
出場選手のリストの名前までよく見ていなかったのは、大変な後悔でした。

エドワルド・ガル

【2日目:12月14日】
2日目のメイン競技は、午後からのshow jumpingで155cmの高さだった。
John Whitaker, Michael Whitaker兄弟の姿もあり、大歓声だった。同じイギリスでも選手によって歓声が違うのは、やはりよく知った馬術ファンが多いのだろう。弟のMichaelの方が満点でジャンプオフに進んだ。
ジャンプオフは見ごたえがあった。最後の障害を目指しての急なUターンが勝負の分かれ目だった。どの馬も確かに高く飛んでいるが、155cmという高さを感じさせないラインどりで、さすがにトップライダーの技術の高さを感じた。

 

大歓声のMichael Whitakerは、残念ながら逆転されて3位だった。John Whitekerは15位。表彰式でJohnが一瞬だがヘルメットをとって観客にお辞儀の挨拶をすると、すっかりつるつるな頭が見えた。もう子供の世代が活躍しているというのに、人気も技術も超一流で、おそれいりました。
 

ジョン・ウイテェカー

メイン競技が終わると30分の休憩がとられた。たくさんの人たちがショッピングエリアにあふれ、落ち着いて買い物ができる状態ではなかった。この時間にウオームアップリング(ラウンジの様なところで、チケットはいただいていた)に行って、次の練習風景を見ればよかったですね。(田中さん、早く言ってくださいよ。)
ワインを飲みながら席に戻ると、今日もお楽しみのショータイムの始まりだった。
ドックアジリティーでは、一緒に走る飼い主の指差しの指示だけで、高速のジャンプやスラロームをする犬たちがとてもかわいくて楽しかった。

ドッグアジリティー

ポニー競馬は昨日と同様であったが、昨日とはちがう人馬が優勝して、また楽しませてくれた。付き添いの親たちも場内の歓声を浴びて嬉しそうだった。出場する選手や家族だけでなく、観客もそうだが、ヨーロッパでは小さいころから馬を楽しむこんな環境があり、うらやましく感じた。
ロンドン警察騎馬隊のショーでは、昨日驚かされた「走りながらのアブミとり」と「鞍とり」に皆が注目していた。しかしながら、今日もあまりにも見事だったので、僕にはどういうからくりだったのか全くわからなかった。
2回目の休憩をはさんで席に戻ると、場内はこれまでとは全く異なった馬車競技の独特の雰囲気になっていた。見たことのない障害物の箱が配置され、馬車をひく馬たちが何組もウオーミングアップをしていた。
馬車競技の練習風景は、以前にスペイン(ヘレスの乗馬学校に行くツアー)で少しだけ見たことがあったが、その他では見る事もできないので、その不思議な景色にすぐにくぎ付けになってしまった。それは、馬4頭と3人の競技者による、豪華で勇壮な競技だった。4頭だての馬たちは、そのどの1頭をとってもすばらしい馬たちだった。馬車を操る騎乗リーダーの手綱さばきで先頭の2頭が器用に道を選び、狭いコースをクルクルと馬車を引っ張っていくが、障害物やコースのポイントを動かせば減点となった。2人目、3人目の競技者はまるでセーリング競技のヨットマンの様に身体を乗り出して馬車が倒れない様に調整していた。一方、直線ではすごい勢いで走って行った。4頭に引っ張られるのだから怖いぐらいのパワーだろう。平地が多いヨーロッパならではの競技だと思った。優勝したのは最後に出てきたオーストラリアチームだった。ミスなく完璧に回って逆転優勝をするもんだから、会場はスタンディングの大歓声になった。

馬車競技

その後、場内はクリスマスムードに一変し、最後のショーが行われた。寒い季節に暖かく満足した雰囲気にしてくれるショーで、とても華やかなしめくくりだった。
オリンピアホースショーに大満足した私たちは、イギリスらしい黒タクシーに乗ってホテルに帰った。

 

【3日目:12月15日】
外乗の手配をしてくれた「イギリス乗馬倶楽部」の千本木さん夫婦がホテルまで迎えに来てくださった。
ウインザーグレートパークでの2時間の外乗は、女王陛下にお会いすることはなかったものの、そのおひざ元で、他では経験できない貴重な乗馬経験ができた。とにかく広い公園の中で、ほとんどは舗装された道をゆっくり歩くという「馬の散歩」だった。心配していた雨は降らず、日本と比べるととても低い位置だが太陽も出ていて、この時期には最高の天気であったかもしれないが、とても寒かった。こんな汗をかかない外乗は初めてだった。
小尾さんは上らんと白キュロットという試合の装いで乗馬されていた。女王陛下の庭での外乗に相当の気合が感じられた。
公園の中央には広い芝生の道がはるか向こうのウインザー城の方まで続いていた。Horse roadと表示されていたが誰も通った形跡はなさそうだった。競馬のある時には、皇族たちが馬車に乗って城からこの道を通って競馬場まで移動するらしい。比較にはならないが、外乗で乗り慣れた八ヶ岳の「防火帯」の様な景色だった。

ウインザーグレートパークで外乗中の筆者

【4日目:観光+帰国】
昼でも暗いロンドンではすぐに小雨が降る。この季節は「霧のロンドン」かと思ったが最近はそうでもないらしく「雨のロンドン」だった。雨が降ったりやんだりするので、イギリス人は傘をささずフード付きのコートやダウンを着ることが多いそうだ。寒く暗いロンドンの観光には、フード付きのダウンジャケットがとても役に立った。
世界一と言われる馬術ショーを見ることができ、女王陛下の庭で外乗を経験し、さらに自由時間には観光もあり、盛りだくさんの3泊5日の旅であった。